歴史に触れる history

矢送神社(ヤマトタケルノミコト伝説)

倉吉市関金町にある矢送神社。
境内は深い森に囲まれ、120段の石段を上ると厳かな雰囲気に満ちた本殿が現れます。

この神社には、ヤマトタケルノミコトにまつわる伝承が残されています。
伯耆と美作の国境にそびえる矢筈仙の山頂で、ヤマトタケルノミコトが岩の上に立ち、
「この矢のとどく限り兇徒、悪魔は退散して我が守護の地となれ」
と祈りを込めて矢を放ちました。

矢は遠く現在の倉吉市生竹まで飛び、当地を治めていた荒神が受け止めたとされています。
この荒神は「矢留の荒神さん」としてまつられ、矢送神社が建立されました。

また、1891年には小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が松江に赴任する際、妻のセツとともにこの地を訪れたと記録されています。

#歴史に触れる #関金温泉周辺

INFORMATION

住所
鳥取県倉吉市関金町山口447(矢送神社)
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