新着情報 TOPICS

春の倉吉民藝アワー(3/30)

イベントアンケートにご協力ください

倉吉民藝アワーへお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
今後のイベント実施に向けて、皆さまのご意見をお聞きしたくアンケートへのご協力をお願いいたします。
アンケートはこちらから

 

(お知らせ)イベントの模様を取材いただきました

鳥取タイムズ未来様HPにてイベント当日の模様がアップされました。ぜひご覧ください。

ページはこちら


 

 

春の倉吉民藝アワー

2023年秋に実施した『倉吉民藝ツアー』では、ツアー後に参加者の皆様からたくさんの真摯なご意見をいただくとともに、民藝を切り口として倉吉を発信していくことに大きな可能性を感じました。そして今回、より多くの方に倉吉の作家や民藝へ興味・関心を持っていただくことを目的として、どなたでも参加可能な講座&トークイベントを開催いたします。

第一部は、柳宗悦によって提唱された「民藝」の理念と、今も地域に色濃く影響を残す倉吉の作家たちを講座形式で紹介。
第二部は、『明倫AIR(アーティスト・イン・レジデンス)』にて倉吉での滞在制作を経験し、長谷川富三郎、徳吉英雄、高木啓太郎など郷土作家の足跡を辿りながら作品を制作された現代美術家・久保田沙耶さんをゲストに迎え、トークショーを実施します。

Facebookイベントページ

 日時

2024年3月30日(土) 14:00〜16:30 ※入場13:30〜

第一部:講座「民藝の理念と倉吉の表現活動」渡邊 太さん 14:00〜15:00
第二部:トークショー  久保田 沙耶さん (進行・渡邊さん) 15:15〜16:30

  ゲスト

渡邊 太さん(社会学者、鳥取短期大学教授)

Watanabe Futoshi

鳥取短期大学 国際文化交流学科(令和6年度から地域コミュニケーション学科)教授。
専門は社会学。地域文化、民族宗教、社会運動に関心をもつ。
著作等:「同人誌『意匠』と倉吉の民藝運動」、「芸術と労働」(共著)など。
令和4,5年度 鳥取大学公開授業講座『「民藝」という美学』にて「倉吉の民藝運動と地域の魅力」講師を担当。

 

久保田 沙耶さん(現代美術家)

Kubota Saya

1987年、茨城県生まれ。筑波大学芸術専門学群構成専攻総合造形、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修士課程修了、同博士号取得。
日々の何気ない光景や人との出会いによって生まれる記憶と言葉、それらを組み合わせることで生まれる新しいイメージやかたちを作品の重要な要素としている。
焦がしたトレーシングペーパーを何層も重ね合わせた平面作品や、遺物と装飾品を接合させた立体作品、さらには独自の装置を用いたインスタレーションなど、数種類のメディアを使い分け、ときに掛け合わせることで制作を続ける。
個展「Material Witness」(大和日英基金)や、アートプロジェクト「漂流郵便局」(瀬戸内国際芸術祭)など、多数参加。

展示

会場にて、無弟・長谷川富三郎さんの版画や張子などテーマゆかりの作品を多数展示します。

▼「あかぶくろ」イメージ板画

『大黒様』とその後ろから顔をだす『因幡の白兎』。
こちらは倉吉の板画家・無弟 長谷川富三郎氏の作品で、神奈川県の大草薬品販売株式会社より販売されている「あかぶくろ(弘真胃腸薬)」のイメージ作品として使用されています。
昭和56年当時、「あかぶくろ」を気に入っていた長谷川氏から大草薬品の先代社長・大草敏郎氏に寄贈されたもので、元は「この道ゆっくり山陰路 交通安全鳥取県」と記載してある部分を長谷川氏自らが販促用に朱塗りで消し、黒字で宣伝文を記載したのだそうです。
鳥取では地元紙の広告で掲載されていたりと馴染みのある方も少なくないかと思いますが、作品が使用されるに至った経緯などはあまり知られていないのではないでしょうか。
このたび所有元の大草薬品様へ問い合わせたところ、ご厚意により遠く神奈川県からここ倉吉市へお送りいただき特別に展示することが叶いました。
また、同じく長谷川氏から寄贈された「ヒポクラテスの誓」もあわせて展示いたします。
どちらも医薬を司ったとされる人物がモチーフの作品です。ぜひ会場でご覧ください。

(画像提供:大草薬品販売株式会社

大草薬品様のHPでも紹介されています!こちら

 

▼はこた人形


ビーワイヨシダ・吉田圭子さんの「はこた人形」コレクションを多数展示いたします。
はこた人形保存会の会長でもあった吉田さんは生前、娘・知子さん曰く「随分可愛がっていました」というように、気がついたらたくさんの「はーこさん」を飾られていたそうです。

お店でも、はこた人形と倉吉張子をあしらった文房具を販売されているほか、2階には三好平吉さん作の張子や様々なグッズを展示するスペースがあります。
三好さんの作る虎は顔が正面を向いているのに対し、今現在作られている虎は顔が少し上向きになっていたりと、制作者や時代による違いを見つけるのも楽しいです。

はこた人形について
ビーワイヨシダ公式HP

 

▼倉吉博物館収蔵品ほか(調整中)

倉吉博物館協力のもと、同館収蔵作品なども展示します。

 


 会場

倉吉未来中心 セミナールーム3

 料金

参加無料

 定員

100名

 申し込み

予約不要ですが、人数把握のため事前予約のご協力をお願いいたします。
下記いずれかの方法でお申し込みください。

①専用フォームこちらのGoogleフォームから

②電話 : 0858-24-5371 (倉吉観光MICE協会) ※代表者のお名前、人数をお伝えください

 主催

(一社)倉吉観光MICE協会
【協力】倉吉博物館

 

一覧へ戻る