歴史に触れる history

里見忠義

安土桃山時代から江戸時代前期にかけての大名

◆里見忠義(さとみただよし)

慶長19年(1614)安房館山城主里見忠義が勢力争いに巻き込まれる形で大久保忠隣に連座し転封を命じられ、倉吉にやって来ました。
忠義は神坂(倉吉市東町・住吉町・荒神町)に住居を置き、倉吉の北野神社、北条の山田八幡の社殿を修復するなどの事績を残しましたが、元和3年(1617)池田光政の鳥取入城とともに、倉吉郊外の下田中村に、さらに同5年(1619)堀村(倉吉市関金町堀)に移され、元和8年(1622)、29歳で世を去ります。
遺言により遺骨は殉死した8人の家臣(『南総里見八犬伝』のモデルといわれる)とともに大岳院に埋葬されました(里見忠義の法号は「雲晴院殿心叟賢涼御大居士」)。
また、清和源氏の流れをくむ関東の武門の雄の霊を鎮祀する小さな祠が堀の山郷神社の近くにあります。


現在、大岳院には里見忠義主従の墓のほか、忠義が寄進したと伝えられる明代の三彩稜花刻花文盤(さんさいりょうか こくかもんばん)が残されています。

里見忠義まんがパンフレット

#歴史に触れる #白壁土蔵群・円形劇場周辺

INFORMATION

住所
大岳院 鳥取県倉吉市東町422
電話番号
0858-22-4541
営業時間
8:00~17:00
駐車場
HP・SNS

[HP] http://www.ncn-k.net/dai-gaku/

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来て見て触って聞いて一歩踏み込んだ体験をどうぞ。
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Festival 里見時代行列

内容
9月(第1日曜)には大岳院(里見家墓所)にて忠義公、家老、八賢士の法要を行い、手作り甲冑による時代行列が国重伝建地区を練り歩きます。住職から八つの霊玉を授かった八賢士が出立の勝ち鬨をあげ、行く手を阻む怨霊玉梓から忠義公一行を護りながら、大岳院から倉吉せきがね里見まつり開場へ向かいます。
時間
【過去スケジュール】
10:30〜11:00 法要、出陣の義 (大岳院)
11:00〜12:15 時代行列 (大岳院→元帥酒造→赤瓦一号館→豊田家住宅)
12:25〜12:35 立ち寄り (北野神社)
12:50〜13:00 立ち寄り (せきがね湯命館)
14:25〜14:35 倉吉せきがね里見まつり(ステージイベント参加)
お問合せ・申込み
問合せ先:NPO法人養生の郷 (TEL)0858−45−3988
その他事項
主催:NPO法人養生の郷
共催:倉吉里見手作り甲冑愛好会
協賛:倉吉せきがね里見まつり実施委員会
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